HDL-コレステロール

肝臓で作られたコレステロールは、そのままでは血液中に溶けることができないため、たんぱく質と結合して「リポたんぱく」という粒子をつくって全身の血液中を移動しています。コレステロールの運搬役であるリポたんぱくには、「LDL(低比重)リポたんぱく」と「HDL(高比重)リポたんぱく」があります。そのうち、HDLに含まれるコレステロールを「HDL-コレステロール」と呼んでいます。

HDLは、LDL が全身へ運んだコレステロールのうちで細胞が使いきれなかったものや動脈の壁に付着しているコレステロールを回収して肝臓へ戻す働きがあり、「善玉コレステロール」と呼ばれています。

しかし、HDLが少なすぎると動脈の壁に付着しているコレステロールを回収しきれず、動脈硬化を起こし、やがては血液の通り道を塞いでしまうことがあります。

そこで、この数値を調べることが動脈硬化をはじめとするさまざまな病気を見つける手がかりになります。検査は血液を採取して血液中の数値を測り、異常の有無を調べます。

HDL-コレステロールはメタボリックシンドローム該当者判定および特定保健指導の階層化に使われる項目です。

◆基準値
40mg/dl以上

◆要治療
35mg/dl未満

●基準値から外れた場合に考えられる病気

動脈硬化 脂質異常症 慢性腎不全 肝硬変 糖尿病 甲状腺機能異常

※要精密検査、要治療と診断された方は、なるべく早く医療機関を受診しましょう。

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Wikipedia-コレステロール

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